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茨木市出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
茨木市(いばらきし)は、大阪府北摂(三島)地域に位置する市。特例市に指定されている。大都市である大阪市及び京都市の中間にあり、大阪府のベッドタウンとしての性格を持つ。交通もJR・阪急・大阪モノレールが通り大変便利である。 読み方で“いばらぎ”は誤りである。 江戸時代のキリスト教禁止の時期にも密かにキリスト教を信仰していた人が隠れていた隠れキリシタンの里が市の北部山間部にある。
地理淀川北岸の大阪府北摂に位置しており、北は京都府亀岡市、東は高槻市、南は摂津市、西は吹田市・箕面市・豊能郡豊能町に接している。南北に細長い形で北部は山がちだが、南部には大阪平野の一部分をなす三島平野が広がっていて市街地もこちら側に集中している。大阪市内でも北部のキタ(梅田界隈)なら20分程度で移動できる。 北から南に安威(あい)川・茨木川・勝尾寺(かつおじ)川が流れる。安威川上流では大阪府による安威川ダムの工事が進行中。 なお、吹田市にある吹田ジャンクションには当市の飛地(大字小坪井)が重なっている。 人口
歴史市名の由来はイバラの木が多く茂っていたことやイバラを切って屋根をふいたという説から「茨切」がなまって「茨木」となった説などの説がある。 市の南部にある南茨木駅の東側一帯に弥生時代の大規模環濠集落の遺跡である東奈良遺跡がある。二重の環濠の内部に多数の住居や高床式倉庫など大型建物があり、外部には広大な墓域もあった。なかでも銅鐸・銅戈・勾玉などの鋳型が出土した工房跡が発掘されており、ここの鋳型で生産された銅鐸が近畿一円から四国でも発見されている。この集落が奈良県の唐古・鍵遺跡と並ぶ日本最大級の銅鐸工場、銅製品工場であり、弥生時代の日本の数多くのクニの中でも、銅鐸を各地に配布できるような政治的に重要な位置を占めていたことが伺える。 日本でも有数の古墳群地帯で継体天皇陵と治定され宮内庁管理下の太田茶臼山古墳、1934年(昭和9年)に玉枕を敷き錦をまとった豪族らしき(藤原鎌足という説もある)人骨が発見された阿武山古墳が阿武山山頂にあり古墳時代初期から末期までの各時代の古墳が現存している。平安時代には、市の北部を東西に走る西国街道(旧・山陽道)の往来が盛んとなり江戸時代には参勤交代などに利用され、大名などが宿泊し郡山宿本陣(通称「椿の本陣」)が残っている。 室町時代の前半には市の繁栄の基礎となる茨木城が楠木正成によって築かれた。茨木城主時代には城下町として賑わい(城主は中川清秀、片桐且元など)、大坂の陣後、江戸幕府天領となった後も京都と大坂、丹波と大坂間を結ぶ交通の要衝として栄えた。 安土桃山時代、山間部一帯がキリシタン大名・高山右近が治める高槻藩領だったため、江戸時代のキリスト教禁教の時期にも密かにキリスト教を信仰する人が住む「隠れキリシタンの里」が山間に点在していた。神戸市立博物館蔵の重要文化財「聖フランシスコ・ザビエル像」も大正年間になってから千提寺集落の旧家から発見された。 明治に移って1871年(明治4年)7月、廃藩置県によって大阪府の管轄となり茨木村が町制を実施。その後1948年(昭和23年)1月1日、茨木町・三島村・春日村・玉櫛村の1町3村が合併して市制を施行した。 戦後は大阪市のベッドタウンとして人口が増え続け工場も集積した。1970年(昭和45年)の日本万国博覧会に伴って、国鉄茨木駅が橋上駅舎に建て替えられ国鉄茨木駅・阪急茨木市駅の両駅前にバスターミナルや再開発ビルが建設されたほか両駅間の市街地を貫く中央通り(高橋通り)が拡幅され万博会場に向かうエキスポロードが開通するなど、急速に市街地の整備が進んだ。 現在はJR茨木駅・阪急茨木市駅の駅近くにマンションが多数建設され、通勤や買い物に便利な文教都市として住宅購入者の人気が高い。また、茨木市の山間部を切り開いた茨木サニータウンや他にも箕面市との境の山間に研究開発や国際交流の拠点を備えたニュータウン「国際文化公園都市」(愛称:彩都)が建設中である。 行政行政区域の変遷(市町村制施行以後)
歴代市長
行政機構
市役所出張所
財政財政規模は歳入・歳出決算額が1995年度には800億円を超えたが、近年では750億円前後で推移している。また、いずれの年度も黒字決算である。 歳入について市税は景気低迷やその対策としての減税により1997年度をピークに減り続けている。 地方債について1998年度までは減税の補填やごみ処理施設に関する費用がかかり50億円以上の起債を行っていたが、1999年度より抑制。しかし、2003年度・2004年度は大幅な増加となった。 行政機関国の機関
警察市内全域が茨木警察署の管轄となっている。本署は中穂積1丁目6番38号。 郵便(日本郵政)立法市議会定数は32人。現在の議員の任期は2009年1月31日から2013年1月30日までである。 会派の構成
大阪府議会議員選挙区は茨木市単独。定数は3。民主党、公明党、自由民主党が議席を持っている。
衆議院議員池田市、箕面市、豊能郡豊能町・能勢町とともに大阪府第9区を構成。2009年8月30日に実施された第45回衆議院議員総選挙にて、以下の当選者を出している。
詳細は「大阪府第9区」を参照 経済
産業大阪府中央卸売市場をはじめとする北大阪流通センターを擁する北大阪の物資集散地として、その経済的役割を担っている。また内陸工業地の適地として大企業をはじめ、その下請関連企業や各種中小企業の進出により近代的な工業地帯を形成するに至っている。工業製品の出荷額は大阪府下の衛星都市の中でも上位に位置している。近年急激な都市発展にともない、大規模量販店などのめざましい進出が見られるが複数の大企業の工場移転・撤退が続き、今後税収等の経済影響が問題とされている。 特産品三島独活(うど) 茨木市に本社を置く企業
(50音順) 茨木市内にある企業の工場など
姉妹都市・提携都市教育機関小学校中学校私立中・高等学校高等学校府立 私立 大学・短期大学特別支援学校専修学校福祉施設公立保育所・私立保育園
公立保育所民営化
茨木市児童福祉課は公立保育所民営化後6年間(民営化時の0歳児が卒園するまで)は保育所運営が円滑に行われるよう「三者協議会」を立ち上げ、茨木市、運営社会福祉法人、保護者の三者による話し合いを行う。 社会教育・文化施設・体育施設会館・多目的ホール
博物館
プラネタリウム
図書館プール体育館
テニス場
グラウンド
弓道場
隣接している自治体交通空港最寄りの空港は大阪国際空港(伊丹空港)。大阪モノレールを使って約30分。 また、関西国際空港へはJR茨木駅・阪急茨木市駅から直通のバスがある。 鉄道JR茨木駅と阪急茨木市駅が中心市街地や市役所を挟むような形で存在し、中心的な役割を果たしている。 バス
道路国道171号や大阪中央環状線という大きな道路がある。しかし、発展後の現在の交通量には対応できていないようで、茨木IC付近や大阪中央環状線のJR京都線高架付近では常に渋滞している。中心市街地に大きな道路が走っていないのも問題である。 高速道路隣の吹田市との境界付近に西日本の交通の要衝吹田JCTがあるため、非常に恵まれた環境にある。市内には名神高速道路と近畿自動車道が通過し、また中国自動車道も近くを走るので場所によっては4つのインターチェンジを使い分けられる。
なお市の北部には新名神高速道路の通る予定があり、その際には茨木北IC(仮称)も設置される。 国道府道名所・旧跡・催事名所
旧跡
催事
当市に縁のある人物歴史
文化文学 音楽 芸術 その他 芸能
その他 スポーツ
その他 外部リンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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