『純潔』(じゅんけつ)は、南沙織通算4枚目のシングル。1972年6月1日発売。発売元はCBS・ソニー。
歌手デビュー1周年記念盤とも名打たれた、4枚目のシングル盤。当時、根拠なきプライベートな話題で週刊誌等にバッシングを受けていたのだが、それらに対するシンシア(サイド)の答えをこの歌に託したという[1]。曲のタイトルは音楽プロデューサー・酒井政利による。また、歌詞がつけられる前段階のトラックが録音されたデモ・テープを聴いた南が「歌いたい」と強く感じた曲だそうで、プロ意識があらためて目覚めた大事な1曲である[2]。
本楽曲で『第23回NHK紅白歌合戦』に出場をした(通算2回目)。その映像は、2006年6月14日発売の35周年CD-BOX『Cynthia Premium』に収められたDVDでも見ることが出来る。その紅白の舞台では、南が歌うバックで歌手デビュー前のキャンディーズがパンダの着ぐるみたちと踊っている。その南が歌うシーンのほんの一部分と、3匹のパンダが着ぐるみの頭部分をとるシーンが、2002年年末の NHK BS2特番『あなたが選ぶ思い出の紅白・感動の紅白』内で放送された。パンダ役は向かって左から天地真理・小柳ルミ子・谷啓である。また、トップバッターで天地が歌う際も手拍子をする南や小柳が頻繁に映されるなど、新時代の "三人娘" を意識した演出が繰り広げられた。
B面曲の「素晴らしいひと」は、曲の間奏で英語のセリフが登場するナンバー。曲中に台詞を取り入れるアイディアは、次のシングル「哀愁のページ」や、後のアルバム曲にも影響を及ぼすこととなった。尚、今作品のレコード・ジャケットで初めて、カメラマンに篠山紀信が起用されている。