「旅の宿」(たびのやど)は、よしだたくろう(現・吉田拓郎)の4枚目のシングル。1972年7月1日発売。発売元はCBSソニー(現・ソニー・ミュージックエンタテインメント)。
解説
前作「結婚しようよ」がオリコンシングルチャートで3位を記録、メディア露出の少ない中着実に人気を延ばしていた最中に発表されたシングル。
自身初であり現時点で最後となるオリコンチャート1位を記録したシングル。代表曲であると共に、シングルセールスは自己最大である。
ほぼ全編アコースティックギターとハーモニカのみで構成されたフォークソングの王道の曲調であり、歌詞の内容はタイトル通り旅先での宿での出来事が描かれている。なお、LOVE LOVEあいしてるに上岡龍太郎がゲスト出演した際、「自分は作詞家を目指していたが、シンガーソングライターがこんな素晴らしい詩を書けるならば自分は作詞家にはなれない」と、この曲を聴いて作詞家を挫折した旨の発言をしている。しかし、「旅の宿」の作詞は吉田ではなく岡本おさみによるもの。
楽曲自体は約2分40秒と非常に短いが、シングルのヒットや、現在でも声を枯らして唄うライブ映像が度々放映されるなど、フォークやニューミュージックの定番曲となっている。
アルバム『元気です。』にも収録されシングルとともに大ヒットとなったが、こちらに収録されたものはアルバムバージョンである。ブルボンから発売された食玩CD『J'sポップスの巨人たち フォーク/ニューミュージック黄金時代編』にも吉田拓郎の代表曲として「結婚しようよ」と共に収録されている。
収録曲
- 旅の宿
(作詞:岡本おさみ 作曲:吉田拓郎)
- おやじの唄
(作詞・作曲:吉田拓郎)
関連項目